土地探しから契約まで

こちらでは、過去にご契約いただいたお客様からいただいたご要望の中で「物件総額」の次に気になる「もう少し、わかりやすいスケジュールが知りたい!」にお応え致します。
お客様による契約前後の『大きな喜びの中にある“少しの不安”』を解消すべく、一番最初に気になる「新築を目的に契約した建築条件付き土地」の契約前後のフロー(スケジュール)をわかりやすく公開させていただきますので、これから「新築をご購入される皆様」の少しでも参考になれば幸いです。
尚、本「新築への道」は、土地探しから契約までを前編として、続く後編では★【新築】住宅ローン申込(事前審査)から物件の引渡しまでを構成しており、番外編として★【新築】登記識別情報とはを掲載しています。
土地探し

まずは、何と言っても「土地探し」です。
そろそろ新築が欲しいなとおぼろげに思っている中、欲しいエリアで売り土地を見つけ、とんとん拍子に契約できた人は本当に幸せな方だと思います。(※過去には、丸3年以上を土地探しに費やした人も存在します。)
ここで苦労する人は数知れず、何より“根気よく探す”というのが肝心です。
【土地を一日でも早く見つける方法】
(1)条件を伝えること
希望エリアに存在する不動産業者に声をかけておき、土地の大きさ(敷地面積)や外せない条件(学校区)など、詳細までしっかりと希望を伝えておくこと
(2)土地総額を想定すること
類似する売り土地の情報を参考に、1坪当たりの価格(いわゆる坪単価)を事前に把握しておき、購入する時のために土地の予算をある程度は確認しておくこと
案内

「案内」は、気になる物件がありましたら、遠慮なく可能な限り見に行きましょう!
沢山の不動産を見ることで“知る”ことに繋がり、不動産についての知識や注意しなければいけない点など、様々勉強になると思います。
※特に“建築の際の制限”は知っておいて一つも損はありません。
【制限を知る】
(1)建築する際の制限を知ること
・具体的には、地の有効面積や容積率など
(建築の際に「失敗した!」ということになると、何かを諦めないといけない場合も多々ありますのでご注意を。)
確認と説明受け

「確認」のための説明を受ける。
希望のエリアで①土地を見つけ、②案内してもらい、そして③「買いたい!」となった時にも、建てたい建物の内容を伝えて最終的な確認をしましょう!
【確認を怠らない】
契約に先立ち、宅地建物取引士による重要事項の説明が存在しますが、その前には「不動産購入申込」というお客様から業者に対して行う「意思表示」があります。
(1)必ず制限の確認をすること
(2)検討期間の確認
※売れ違いを防ぐために、必ずいつまで検討できるのかを確認をしましょう!
最終確認

ここで大切なのは、土地の粗(あら)を探すのではなく「住宅建築のイメージを想像する」ことです。
建物の配置や玄関や駐車場の配置を想像しておきましょう!
そして次に行う「不動産購入申込」までの間に、他の方に先を越されぬよう「申込みをします!」と不動産業者に連絡を入れることです。
【不動産購入申込までの準備】
(1)不動産業者へ購入したい旨の連絡
(2)申込みに必要なものと申込金の確認
不動産購入申込

いよいよ「不動産購入申込」です。
契約(建築条件付き土地売買契約の締結)までに行う“お客様による購入の正式な意思表示”です。
【一般的なお持ちもの】
(1)申込人の本人確認資料
(顔写真付:運転免許証など)
(2)申込金の預け入れ
(※売買契約での手付金に充当)
(3)判子 ※シャチハタ不可
【注意事項】
申込金の預け入れる際には、申込金の受領者から申込金と引き換えに「預かり証」を必ず貰うこと。
参考:申込金10万円・手付金100万円の場合
手付金100万円-申込金10万円となり、契約時には【90万円】の持参又は事前振込となります。
つまり、事前に申込金として預け入れた金10万円が手付金の一部として充当されたことになります。
契約

「不動産売買契約」の締結。
契約に先立ち「重要事項の説明」を受け、いよいよ「建築条件付土地の売買契約の締結」です。
この「重要事項説明」では、権利関係の説明から当該土地に対する都市計画法・建築基準法といった法令上の制限などを丁寧に説明されます。(所要時間:約2時間)
そして、続く「不動産売買契約」では「物件の概要・状況から契約及び取引の条件の詳細」が説明されます。
一般的には、契約の前又は契約締結後すぐに「住宅ローンの事前申込書」のご記入もございます。
【契約時のお持ちもの】
(1)手付金
(2)判子 ※シャチハタ不可
(3)運転免許証
(4)健康保険証
(5)源泉徴収票 ※直近分
(6)預かり証 ※申込金預け入れ時のもの
以上で新築へ道(前編):「土地探しから不動産売買契約」は終了です。
・★新築への道(後編):【新築】住宅ローン申込(事前審査)から物件の引渡し
尚、表示登記や細かな打ち合わせ等は飛ばしていますがご了承下さい。
また、よろしければ後編・番外編も上記よりご確認下さい。