住宅ローン承認から引渡しまで

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こちらでは、★「新築への道(前編):【新築】土地探しから契約まで」に続き、★番外編では【新築】登記識別情報とは」など、過去にご契約いただいたお客様からいただきました多数のご要望の「もう少し、わかりやすいスケジュールが知りたい!」にお応え致します。

お客様による契約前後の『大きな喜びの中にある“少しの不安”』を解消すべく、一番最初に気になる「新築を目的に契約した建築条件付き土地」の契約前後のフロー(スケジュール)をわかりやすく公開させていただきますので、これから「新築をご購入される皆様」の少しでも参考になれば幸いです。

住宅ローン(事前審査)の承認

住宅ローン|事前承認で喜ぶ家族

住宅ローン(事前審査)の承認通知

住宅ローンの事前審査で「承認」を得ると、余程のことがない限り「本審査(本申込)」でも承認が得られます。

※ここでいう“余程のこと”は下記に記載した内容となります。

事前審査承認から「本審査」までの間に金融機関が貸せない・貸さないとの判断に至るようなことです。

具体的には、

第一には「個人信用情報に問題が出た」こと

第二には「返済比率が超過」したこと

残る悲劇は、金融機関の締め付けが厳しくなったこと

などです。ここについては、業者に確認が必要です。

過去には、事前審査から本申込までの間に「結婚式の費用350万円をクレジットカードにて決済して再審査となった例」や「車を信販系カーローンで購入してローンアウトになった例」などの経験があります。無論、後者についてはカーローンを一括返済し、他の金融機関で承認を得ましたが本命の金利を棒に振った形となりました。

建築士との打ち合わせ

間取り検討|サインホームの提案図面確認

最重要である「プラン作成(建築設計)」

早い方で1ヶ月程度、3ヶ月で間取りを確定していただきます。

※原則、土地売買契約の翌日から90日以内の決定となります。

思い描く「様々なこだわりやご希望」を最初に伝えることが肝心です。

プロである建築士でも、お客様のお気持ち・お考えの全てを読み取ることは難しいので、まずはお客様から建築士に希望をまとめて伝えることが、お互い気持ちよく進めていく上での基本となるでしょう!

【ご注意】

承認図にサインをしてからの変更は、軽微な変更以外は時間的ロスや追加費用が掛かる場合ありますので、よく確認してサインをすることが肝心です。また、設計費用(図面作成費)として、1枚いくらという業者も存在しますので業者との打ち合わせにより詳細を確認しておきましょう!

建物工事請負契約

建物工事請負契約|プラン確定

確定した間取り(建築プラン)での「建物工事請負契約の締結」です。

これまで相当な時間を新築(住宅づくり)に費やしたことでしょう!

(参考)

私の経験では、請負契約当日に添付された図面や仕様といった内容を確認するのではなく、事前にサインした「承認図」との差異がないかを確認していただく方が良いと思います。

ここで、万が一にも“何らかの手違いが存在”したら、記名押印せずに内容の変更をしっかり求めるようにして下さい。(業者も人間、手違いで稀に修正前の図面を添付してしまうという間違いをおかしてしまうことも存在します。)

「疑うのではなく、確認を。」が大切です。

建築確認申請

建築確認申請

着工前には、必要となる「建築確認申請」です。

【ご注意】

建築確認申請後の“変更”は、ほとんどの会社では「追加料金が発生」となりますので注意が必要です。

(※私見ですが、無料で対応する会社は聞いたことがありません。)

【許可までの期間】

※因みに東大阪市では、概ね3週間~1ヶ月程度で建築確認申請に対する許可が下りて来るのですが、皆様の地域ではいかがでしょうか。地域差があると思います。

待ちに待った「着工」まで、あと少しです。

住宅ローン本申込(本審査)

住宅ローン|本申込(本審査)

住宅ローンでは最後の関門となる「本申込(本審査)」です。

ここさえクリアすれば、一安心です。

【審査期間】

審査期間は、金融機関によって異なりますが、概ね1週間から10日程度

フラット35(機構)では2週間から遅ければ1ヶ月程度かかることもあります。

本申込(本審査)では必要書類の全てが原本での提出となります。

下記を参考に業者または金融機関にご確認下さい。

【本申込(本審査)に必要なもの】

※本人・連帯保証人又は連帯債務者とも

必要なもの重要
①住民票 1通世帯全員記載・国籍と個人番号省略のもの
②印鑑証明書 1通
③住民税決定通知書直近分
④実印
⑤売買契約書収入印紙貼付のもの
⑥重要事項説明書
⑦工事請負契約書
⑧追加工事がある場合の根拠変更契約書(収入印紙貼付)

※一般的には、⑤~⑧については業者が準備すると思います。

業者によれば、リスク回避のために本申込の承認の後での着工となる場合もあります。いずれにしても「本申込(本審査)」については、追加工事が未確定であろうとも請負契約の締結後には金融機関からの【承認】を取り付けておいて損はありません。

(参考)

請負契約後は「即本申込(本審査)」です。

着工(建築開始)

工事着工|基礎・建方

いよいよ「基礎着工」です。

ここでの注意事項としては、基礎が着工されると「地鎮祭」は行えないということ。

※地鎮祭を予定しているお客様は、早めに業者へ申し伝えておくことが肝心です。

その際には、神社への手配や設営など「誰が手配するのか」、そして支払方法なども含めて「いつ実施するのか」を事前に業者と打ち合わせておくことが必要です。

(参考)

塩とお酒を準備して「土地のお清め」を実施する方も多数居られます。

地鎮祭実施の有無については、一度お身内の方に聞かれるのも良いでしょう!

金銭消費貸借契約

金銭消費貸借契約

お客様と金融機関の住宅ローン借り入れの「融資契約」です。

事前審査や本審査は、実は「この日のため」に存在していました。

日取りや時間の調整はできるものの金融機関では平日(金融機関営業日)に実施されるため、多くのお客様ではお仕事の調整が必要となる場合がほとんどです。

金融機関の通帳をお持ちじゃない場合はこの日に作成します。※事前作成の金融機関もあり。

所要時間:概ね1時間30分~2時間

場所:金融機関または住宅ローンセンターでの実施

※この日が一番提出類が多く存在しますので細心の注意を払い、また交通渋滞等で遅刻をしないように前もって準備、早めに出るよう心掛けましょう!

【金銭消費貸借契約に必要なもの】

本人・連帯保証人又は連帯債務者とも

必要なもの重要
①運転免許証本人確認のため
②健康保険証稀に提示を求められるため
③住民票 3通世帯全員記載・国籍と個人番号省略のもの
④印鑑証明書 2通
⑤実印金銭消費貸借契約書に押印
⑥契約書等一式売買契約書・重要事項説明書・請負契約書・変更契約書など一式
⑦収入印紙 現物借入金額
1,000万円~5,000万円:収入印紙 2万円
5,000万円~1億円:収入印紙 6万円

(備考)

※1:本申込(本審査)から公的証明期限の3ヶ月を経過していた場合

※2:夫婦で住民票が重複する場合など「提出する部数」の確認が必要

※3:住み替え等の場合は別途確認が必要

内覧会

内覧会|完成した物件のお披露目

完成お披露目会という名の「内覧会」です。

ここまで来たらもう建物はほぼ完成、残すところ一部の補修工事や外構工事といったところではないでしょうか。

【内覧会で確認すること】

・設備や建具等「指定した仕様・色」の確認

「追加工事が実施」されているか

・傷や傷みなどのチェック

・簡単な機器の「説明受け

・その他

大半のお客様がこの日の感動は、一生の思い出になるのではないでしょうか。

引渡し

完成!物件の引渡し|株式会社Sign Home(サインホーム)

ここまで、6~8ヶ月程度の期間

どなたにも言えることとして、本当に待ち遠しかったと思います。

「取引(引渡し)」は、金融機関で実施します。

※この日をもって土地及び建物(新築)のオーナー様になります。

『おめでとうございます!』

金融機関にて住宅ローンの実行、「残代金の支払いと鍵の引渡し」を行い、保険手続きを済ませて終了となります。

※司法書士がお客様と金融機関の受任者となり、取引後にお客様へと所有権移転登記、抵当権設定登記を当日に完了させます。

【お取引(決済)時に必要なもの】

必要なもの重要
①運転免許証
②健康保険証
③実印
④判子(銀行口座作成印)※口座登録の際には絶対に必要
⑤認印(各種書類に押印)業者書類や保険手続きに押印
⑥ローン銀行の通帳
⑦上記口座のキャッシュカード
⑧売買契約書等一式
⑨取引明細書※業者作成のもの

その他、必要なものや追加書類など金融機関及び業者ににお確かめ下さい。

以上で新築へ道(後編)「住宅ローン申込(事前審査)から物件の引渡し」は終了です。

・★新築への道(前編):【新築】土地探しから契約まで

・★新築への道(番外編):【新築】登記識別情報とは

尚、表示登記や細かな打ち合わせ等は飛ばしていますがご了承下さい。

また、よろしければ前編・番外編も上記よりご確認下さい。